「不純物の少ない高品質ホエイプロテインがたった3000円!」
ホエイプロテインはいくつか種類があり、安く購入できるプロテインの多くは脂質や炭水化物がそこそこ含まれています。
それに対してWPIと呼ばれる極限まで不純物を取り除いたホエイは製造工程が増えるため、どうしても高価になってしまいます。
WPIのプロテインは1kgあたり5000円が相場です。
それに対して「グロング(GronG)ホエイプロテインWPI」は1kgあたり3000円を切る価格で販売されています。
前回グロングの普通のホエイプロテインをレビューしましたが、あまりにも良い商品だったので、続けてWPIもレビューすることにしました。
激安プロテイン~高機能プロテイン、国内~海外プロテインまで50種類以上のプロテインを飲んできた私が徹底的に解説していきます!
この記事を読むと分かること
- グロングホエイプロテインWPIの効果
- グロングホエイプロテインWPIの飲みやすさ
- 他のプロテインと比べた時の成分
- おすすめ度合い
目次
グロング(GronG) ホエイプロテインWPIとは
グロングは大阪府にある日本の会社「株式会社Ultimate Life」のスポーツブランドです。
「成長(Growth)」と「強い(Strong)」を掛け合わせて”グロング”というブランド名ができたようです。
まだまだ知名度は低いかもしれませんが、スポーツ関連のオンラインショッピングとパーソナルトレーニングを運営している会社です。
プロテインの価格も非常に安価で、かなり努力している会社だと感じます。
さらなる成長に期待しましょう!
グロングホエイプロテインWPIの特徴は次の通りです。
グロングホエイプロテインWPIの特徴
- タンパク質含有量87%
- 高純度のWPIを使用
- CFM製法で高純度・高BCAAを実現
- フレーバーが豊富(4種類)
- 水に溶けやすい粉末
- 続けやすい価格(1kg3000~3280円)
WPIを使用しているだけあって、タンパク質含有量が87%と非常に高いです。
WPIを使用しているプロテインは数多くありますが、グロングが群を抜いてタンパク質含有量が高いです。
例えばゴールドジムのホエイプロテインも同じCFM製法で作られていますが、83%とグロングより劣ります。
また世界No.1プロテインのオプティマムニュートリションのWPIも80%となっています。
WPI(ホエイプロテインアイソレート)を使用
グロングWPIはその名の通り、ホエイプロテインアイソレート(WPI)を100%使用しています。
ホエイプロテインと呼ばれる中には大きく3種類あり、WPC・WPI・WPHに分類できます。
ホエイプロテインの種類と特徴
- WPC(ホエイプロテインコンセントレート)
- 一般的なホエイプロテイン、タンパク含有量は70~80%
- WPI(ホエイプロテインアイソレート)
- WPCから乳糖・乳脂を取り除いたもの、タンパク含有量は90%以上
- WPH(ホエイプロテインハイドレード)
- WPCやWPIを細かく分解したもの、吸収が速い
一般的にホエイプロテインと呼ばれるのはWPCで、安価なプロテインに使用されることが多いです。
今回ご紹介するグロングWPIは、WPCからさらに不純物を取り除くフィルターを通して精製したホエイになります。
WPIは脂質や炭水化物を極限までカットしていることから、吸収速度が速く、高タンパク・低カロリーです。
CFMホエイプロテインを使用
CFM(クロスフローマイクロフィルトレーション)ホエイプロテインは、セラミック膜を用いたミクロ分離製法により米国Glanbia社で製造されています。
一般的な原料メーカーが樹脂膜を使用するのに対し、細孔径のバラツキが少ないセラミック膜を使用。
さらに従来からのウルトラフィルターに加えセラミックマイクロフィルターを組み合わせることで変性したたんぱく質や乳糖、脂肪分を取り除きやすくなります。
高純度のプロテインを得るためには、不純物だらけの原料(チーズホエイ)をフィルターにかけて、不純物を取り除く必要があります。
このフィルターが他社とは違い、穴の大きさが均一で、糖や脂質を取り除きやすいように工夫されています。
またCFM製法で製造されたホエイプロテインはBCAA比率が高いことが分かっています。
CFMホエイプロテインを使用しているグロングのWPIは、他メーカーよりも高品質になります。
フレーバーが豊富
グロングWPIはフレーバーの種類が非常に豊富で、4種類の中から選ぶことができます。
WPIで多数のフレーバーをそろえているのは珍しいです。自分のお気に入りを見つける楽しみができました。
グロングWPIのフレーバー
- ナチュラル
- ココア
- バナナ
- 抹茶
価格
グロングWPIの価格は1kgで2980~3280円です。(Amazon価格)
価格に幅があるのは、ナチュラル味だけ2980円と安価になっているからです。
味がついているものは3280円になります。
WPIで更にCFM製法なのにここまで価格を抑えられているのは、「素晴らしい」の一言に尽きます。
グロング ホエイプロテイン100 WPI | |
価格(Amazon) | 2980~3280円 |
内容量 | 1kg |
販売者 | 株式会社Ultimate Life |
参考までに同じくWPIでCFM製法のゴールドジムと比較すると、グロングの良さがはっきりとわかります。
グロングWPI CFM | ゴールドジムCFM | |
タンパク質含有量 | 87% | 83% |
価格(1kgあたり) | 2980~3280円 | 7000円 |
安価なだけでなく、Amazonやヤフーショッピングで購入できるのも大きなメリットです。
海外プロテインのセールをうまく使うことで、同じ価格帯でWPIを購入できることもありますが、配送に時間がかかり、1週間近く待たなければいけないこともあります。
またセール時期を狙って購入するのはストレスがたまります。
国内の通販で購入できるグロングはいつ買っても安く・早く届くのでストレスフリーです。
グロングホエイプロテインWPIを飲んだ感想
今回レビューするのは「抹茶風味」です。
グロングのWPCプロテインを飲んだ際はストロベリー味でとってもおいしかったです。ですが残念ながらWPIにはストロベリーのフレーバーが用意されていません。
今回はAmazonで注文したので、翌日には手元に届きました。このスピード感は最高ですね。
段ボールを開けると、プロテインの袋と個包装されているスプーンが入っていました。
グロングのプロテインすべてに共通していますが、スプーンがプロテインに埋もれていないのは本当にうれしい限りです。
早速ふたを開けると、抹茶の香りが漂ってきます。
甘ったるい香りではなく、抹茶の香ばしい香りです。パウダーの色も抹茶色でした。
プロテインのパッケージには付属スプーンで小山盛2杯程度で1食分になると記載されています。
小山盛というのがあいまいだったので、スプーンすりきり一杯で計測。
すると約15gでした。つまりすりきり2杯分で1食分ということになります。
いよいよ150mLの水にプロテインパウダーを溶かして飲んでいきます。
10回くらい軽めにシェイクした後がこちらの写真になります。
横から
上から
今回は10回くらい軽く振っただけだったので、ダマが少しできてしまいました。
ただダマの数は少なく、飲むときに邪魔になるほどではありません。
強めに10回振ると完全にダマがなくなったので、しっかりシェイクすれば問題ないです。
泡立ちはほとんどなく、とても飲みやすいです。
それではいよいよ飲んでいきます。
プロテイン特有の臭さやえぐみが全くなく、非常に飲みやすいです。
ただ直前に飲んだグロングWPCのストロベリー味の方が断然好みでした。妻omochiは抹茶が美味しいと言っていたので、好みの問題かもしれません。
プロテインにありがちな不味さは全く感じなかったので、抹茶好きな人であれば美味しく飲めると思います。
もっと美味しく飲む方法が「牛乳割り」です。牛乳で割ると抹茶ミルクにさらに近づき、デザートドリンクのような味わいになります。
牛乳で割っても泡立ちに変化はありません。
今回は強めに10回くらい振ったのでダマはできませんでした。
横から
上から
牛乳で割ると、甘みとコクがプラスされて、とても美味しくなります。
ただWPIは吸収が速いことや脂質・炭水化物が少ないことがメリットなので、牛乳で割ってしまうとせっかくのメリットがなくなってしまいます。
普段は水割で飲むのがおすすめです。
溶けやすさ・味ともに良いプロテインでした。
グロングホエイプロテインWPIを飲んでみた感想
- 泡立ちがほとんどない
- 強めにシェイクしないとダマが残る
- 抹茶ミルクに近い味
- 付属のスプーンが袋の外側にあるので探す手間が省ける
グロングホエイプロテインWPIの栄養成分
グロングWPIの一食分(29g)の栄養成分がこちらになります。
1食分/g | 29 |
エネルギー/kcal | 109 |
たんぱく質/g | 25.2 |
脂質/g | 0.3 |
炭水化物/g | 1.1 |
結論から言ってしまうと、グロングWPIの成分は数あるプロテインの中で最も優秀です。
タンパク質含有量は87%と非常に高く、ゴールドジムのWPIよりも高いです。
また純度の高いWPIを使用しているので、脂質はほとんど入っていません。
炭水化物も1.1gとフレーバー付きのプロテインの中では断トツで少ないです。
WPIを使用しているプロテインでもここまで余計なものを排除したプロテインはほとんどありません。
グロングWPIは値段が安いだけでなく、品質も最高クラスになっています。
さらにこのプロテインにはビタミン類が配合されています。
特にトレーニーに不足しがちなビタミンB群が多く入っています。
ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、こまめに摂取する必要があります。プロテインを飲むだけで不足しがちな栄養素を補えるのは本当にありがたいです。
人工甘味料はスクラロースのみを使用しています。
人工甘味料の中でも安全性が高いと言われている栄養素なので、安心して飲むことができます。
グロングホエイプロテインWPIの栄養成分
- タンパク含有率は87%と非常に高い
- 脂質・糖質はほとんど入っていない
- 不足しがちなビタミン類が配合されている
- 人工甘味料はスクラロースのみ
普段使いにもトレーニング後用としてもおすすめ
グロングホエイプロテインWPIはトレーニング後のタンパク質補給に最適です。
WPIは不純物が少ないためWPCに比べて吸収速度が速いことが研究で分かっており、トレーニング直後のゴールデンタイムに飲むプロテインに最適です。
さらにこのプロテインはビタミン類が入っているため、トレ後の回復を促進してくれます。
しかしグロングWPIはトレーニング後だけでは勿体ないかもしれません。
他メーカーのWPCとほぼ同価格で、これだけ性能の良いプロテインを購入できるので、普段使いのプロテインとして飲んでも良いでしょう。
良い点
- タンパク含有量が非常に高い
- 脂質や炭水化物が非常に少ない
- 美味しい
- 比較的溶けやすい
- 非常に安価(1kg3300円以下)
- Amazonで購入可能
悪い点
- 人工甘味料を使用している(安全性の高いスクラロースのみ)
実際に飲んでみた感想をまとめると、このようになります。
まとめ | |
価格 | |
味 | |
溶けやすさ | |
成分 | |
オススメ度 |
なるべくお財布にやさしいプロテインを選びたいという方は1kg2000円で購入できる「グロングWPC」もおすすめです。
WPIに比べて、脂質や炭水化物が多いものの、コストパフォーマンスは最高の素晴らしいプロテインです。
我が家はグロングのWPCとWPIを併用して飲んでいます。
正直この飲み方が最強だと思います。
安くて効果を出したい人向けプロテイン
- トレーニング直後:グロングWPI
- その他普段使い:グロングWPC
毎日飲むプロテインだからこそ、安価で余計なものがあまり入っていないプロテインを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!
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